歳を取ったら水は薬と思わないといけない

最近暑いです。真夏になると熱中症で年寄りが死にまくってます。

なぜか?

エアコンを使わないというのがありますが、そのベースとして水分不足があります。

厳密に言うと水分だけでなくナトリウムが~とか理屈もありますが、とにかく歳を取ると水分不足になります。

子供に周りに夫・妻にご近所に救急車に迷惑をかけたくないなら、水は薬と思って飲むことです。

歳を取ると喉の乾きが分からなくなる

ウチの父親はほんと水を飲みたがらない。

それも今はうるさく言って矯正しているんですが(希望の70%いってないくらいだけど)、本人の話を聞くとまあそうか、って納得もあるんです。

「喉が渇いたって感覚が若いときみたいにないんや」

って何度も言うんですよね。

これって若い世代から見たら

「んなわけあるかぁい!」

って感じなんです。

耳も目も悪くなるんだから水分不足センサーも故障して当然

喉が乾いた感覚が鈍い。

どうもピンと来なかったのですが、歳を取るとあらゆる器官がバグってくるのは周知の事実。

耳は遠くなる。

目は老眼で見にくくなる。

寝ても体力が回復しなくなる。

膝が痛え。

味覚も鈍感になる。

喉が渇いた感覚が鈍くなる←NEW!

まあ、そりゃそうかと。こう考えると。

水分は今ほしくない。でも取らないと体調不良へ。じゃあ薬やん

喉が渇いていない。

でも水分は必要です。

欲しくないけど飲まないといけない。

なんか似てるな。

薬に。

介護状態になるかどうかは水分も深く関係しているとかなんとか

子供や配偶者に迷惑をかけたくない。

それなら、できるだけ死ぬ瞬間まで元気にいるというのが一番でしょう。

介護状態になるというのが一番負担をかけるわけですし。

そのために脚の筋トレとか運動をおすすめしているし親にもやらせているんですが、それに加えて水分摂取はかなり重要だと思っています。

水分不足だと、

  • 汗をかかないから熱中症になりやすい
  • 味覚が鈍る(水みたいに味がないものを口にすると味覚が研ぎ澄まされる)から塩分過多になる
  • 血が濃くなるから血管系の病気が怖い
  • 髄液も水分不足が関係あるとか言われている(睡眠中の脳内老廃物質の除去とかも関係あるかもしれんからボケとかにも)
  • 頭の回転にも影響が出る(若い人でも水分不足だとボーッとする。年寄りはなおさら。まあ神経伝達って電気なんだから水分がないと通りづらそうよね)

医学的にハッキリしていないこと含めても、やっぱり水分って超重要です。

これらが水分不足で防げる、リスクを減らせるなら、やはり水分って薬じゃないかと。

年寄りは薬が大好き!じゃあ水飲もう!!

年寄りって薬好きですよね。

先生がもう不要だってーのに「今まで通り薬くれ!」とかゴネる年寄りが結構います。

勝手に量増やしたり、ネットか雑誌で調べてきた謎知識で薬の種類を変えてくれと先生に要望したり。

そして薬の飲み過ぎで体調不良になるケースもあります。

薬も飲みすぎると毒です。

体にとって必要だけど取りすぎると毒になる。

やっぱり水って薬ですよ?

特に年寄りって食が細くなるので、食事の食材から取れる水分も減るからなおさら水分不足になりやすいので注意。