終活するなら現像した写真は整理必須

今はスマホやデジカメで撮影したデータ写真が多いですが、昔のフィルム写真で現像したものは整理必須です。

ただでさえ身内の顔が写ったものは捨てづらい

雑誌とか新聞とか、他人が掲載されたものは平気で破り捨てられます。

でも身内の写真ってそもそも破りづらいです。なんか抵抗あるというか。置いておこうかとなりやすいです。

身内が写った写真を捨てるという行為が最近はない

昔だと現像した写真は写りが悪いな、とかで捨てたりしていましたが、現代でそもそも写真を捨てるという行為がありません。

年代によっては人生で一度もない、ということもありえますね。

亡くなった身内の写真はもっと捨てづらい

スパッと捨てられる人もいますが捨てられない人もたくさんいます。

自分の子供や配偶者がどっちのタイプなのかは生前だと分からないですね。

捨てられないタイプは写真整理で時間が殺される

写真を捨てられないタイプの人だと、整理するたびに

「このときはこんな感じだったんだぁ」

「ここ行ったなあ」

と感慨にふけるだけでなく、

~捨ててもいいんだろうけどもう少し置いておこう~

となって処分を後回しに。

そしてまた整理するときに……

と時間をひたすら写真整理に持っていかれます。

自分も捨てられないなら分別

終活で写真整理してみたけど全然減らなかった。

そんな人も多いです。

捨てるのが無理なら分別がおすすめ。

これはいい!写りがいい!

と思う写真とそうでない写真を分けます。

メモなどを挟んで家族が見て分かるようにしておきます。

それだけでも遺品整理はかなり助かります。

できるなら年度別、行き先別などに分別

昔の写真だと写真の右下に日付が書いていましたが、最近現像したやつだと書いていなかったりするのでいつの写真が分かりません。

もし分かるなら、だいたいこれくらい、というアバウトなものでもいいから年度、時代別に分けておいてもらえると助かりますね。

親とか配偶者が歳を重ねていく姿はいい思い出になります。

旅行先など行き先別に分別するのもあり。

写真を見て思い出したことがあったら裏やメモに書いておく

写真を整理しているときに

「あぁ!これあのときだ!」

というのがあると思います。

その思い出は写真の裏にエピソードを書いておきましょう。メモ用紙に書いてクリップなどでくっつけておくのもいいでしょう。

家族が見ても普通の写真で処分対象になるようなものでも、本人のエピソードがあると額縁に入れて飾りたくなる写真になることもあります。

子供が小さい頃の写真なんか、このときはこんなことがあって苦労した、みたいなエピソードが書いてあると、当の大きくなった息子もこの写真だけは置いておこうかな?となったりして処分が楽になります。

せめて気に入っている、気に入っていないの分別はしたほうがいい

捨てるなどの処分はできないし、年度や行き先の区分、エピソード記載もなんだか気が進まない。

それならせめて、ザーッと写真をめくっていき、

  • これはまあいい
  • これは微妙

の二択でササッと分別しましょう。

それだけでも子供や配偶者の負担は減ります。

微妙と思っているんだったら捨てても大丈夫だね、となりますからね。

とにかく処理するのは遺された家族なんですから、その人達の苦労を考えて終活しないとダメ。