母親も70代。
まあ周りの同世代よりアクティブなんですが、それでも最近体力が続かなくなってきた。
母親の食生活を改めて確認すると、やはりタンパク質不足だなと。
以前からタンパク質摂取を勧めてきたが限界があった
これは以前から分かっていたので改善対策を取ってきたものの、女性って歳取るとタンパク質取りたがらないんですよね。
たぶん本能的な何かか?
男より肉とか食べたがらないと思います。母親の知り合い同世代を見てもそうだし。
口やかましく母親に「肉とか卵食べないとダメ!」と言ってきましたが、以前よりマシにはなるものの気がついたらまた炭水化物ばかりになります。
体がダルい、夕方まで体力が持たないという悩みが増えた
ウチの母親はある時期から体力の低下を以前より感じるようになったみたいです。
体がダルいと。
で、明らかにタンパク質不足が分かったので、その度に「タンパク質食べたら元気でるかもよ?」と勧めていました。
タンパク質を意識的に増やした時期は母も元気を感じていた
実際にタンパク質の食事を増やしたときの母親は?
というと、本人も「なんか今日は1日元気やった気がする」と効果を感じている様子でした。
やはり高齢女性は肉食意識が湧きづらい??
しかし、時間が経つとまたタンパク質不足になるんですよね。
これを繰り返していました。
どうも高齢女性は肉食を避けるというか、関心を持ちづらい傾向があるんじゃないでしょうか。ほんとそんな気がする。
肉って食べよう!とするのに、その時点でエネルギーがいると思うんです。
消化は悪いし噛まないといけないし、サッと食べられず調理が必要。
もしかするとDNA的な何かなのかも。
子供をもう育てる使命がないのでエネルギーを取り入れいようとする意識が働きにくいのかな?
男は年取っても肉好きな人が結構いますからね。
男は「狩る」DNAがあると思えばそうなのかも。まあ空想ですけどね。
納豆より卵のほうが元気が出た
タンパク質が足りないぞ!と散々口やかましく言っていたのもあって、母親はたまにしか食べなかった納豆を毎日1パック朝に食べるようになりました。
たまに昼とか夜も。
まあ大豆なのでタンパク質です。
多少元気はついた……ような気がしないでもない。そんな程度。
そこで、肉は苦手なら卵はどうだ?と。
卵は安いし癖もないし生でも焼いても料理でも手軽。
しかも動物性。
栄養抜群。
さすがに肉より抵抗はないみたいで、以前より卵を1日1個など食べるようになりました。
すると、卵を食べた日は本人もなんか元気が出た気がすると実感あり。
納豆だけでは感じなかった実感が出たようです。
朝にタンパク質を増やす生活で明らかに元気増大
どうも朝からタンパク質を意識したほうが1日元気っぽいです。明らかに動ける。
タンパク質不足だとお腹が空きやすく血糖値が上下しやすいのかもしれません。タンパク質をしっかり取ると炭水化物だけのときよりお腹持ちはいいですからね。
ウチの母親はあるときから意識的に、目玉焼き2個を食べるようになりました。
肉は無理だけど卵ならと。
最初は1個でしたが、他にごちゃごちゃ食うなら卵2個食べとけよってことで私が言ったのでそうしているようです。
すると、今まで午前中でバテていたのがなくなりました。
本人も明らかに違いを感じているようで、それ以来朝に卵を食べるようになりました。
次は朝肉が目標
今は卵ですが、いずれ肉食、朝肉が目標です。
たぶんさらに元気になるはず。
ウチの母親は本来あんまり肉類が好きじゃないのですが、理由が脂やニオイ。どうも敏感。
ただセブンイレブンで人気のサラダチキンはイケていたので、胸肉のボイルがいいかなと。今はそれを勧めています。
元気が出るサプリや健康法よりタンパク質のほうが期待できる
自分の体力低下が気になると年寄りはビタミン剤とかTV・雑誌の健康法とか試すのですが、あんなの理屈を考えれば元気出るわけないんですよ。
ビタミンって元気が出るイメージがありますが、あれは栄養不足の状態で飲んだった意味がありません。
少し考えれば分かるはずです。
例えば山で遭難してヘバッている人が元気になるには何を与えればいいのか?
そこでビタミン剤なんか思いつきますか?
んわけないでしょう。
ビタミン類は体のベース、栄養状態があってこそ効果を発揮します。
その状態でビタミン不足になっているときはビタミン剤が効きます。
体のベースは水分とタンパク質。その体を動かすのが炭水化物などのエネルギー源です。
つまり、高齢女性にありがちなタンパク質不足は、体のベースができていない状態です。
そこにエネルギー源の「口当たりがいい食事=炭水化物」ばかり食べているから元気が出ない。
だったらタンパク質不足解消を試してみる。
こちらのほうがビタミン剤や訳の分からん健康法より効果は期待できるでしょう。
ただし、本人が苦痛に思わない、無理せず食べれて胃腸に負担が来ないタンパク源であることが条件なのは言うまでもありません。