歳を取っても健康でいたいなら関節可動域がめちゃくちゃ大事

老後の不安はお金と健康。

まあお金はともかく健康って宙ぶらりん過ぎて確実に健康になれる方法なんてありません。

そんなの信じたら訳わからんサプリとかに騙されるだけ。

じゃあどうすんだ?

というと、私がおすすめするのは脚力。

脚を鍛える。

ただこれだけだと限界が来きます。

筋肉も大事。

ただそれと同等に大事なのが「関節可動域」です。

人も機械も動かさないと鈍くなる

古い建物の窓。

いつも開ける窓と何年も開けていない窓。

当然後者の方は開きにくいですよね?

下手したら固着して開かないってこともあります。

人も同じ。

普段やっていない動作は、歳を取れば取るほどできなくなります。

いわば年寄りは今までの貯金だけで動いているので、新しい範囲の動作はできないのです。

筋トレが年寄りに大事な理由は筋力目的だけじゃない

最近になって年寄りでも筋トレが大事って話が浸透してきています。

筋力は動力源です。

動力源がないと動きません。

人は二足歩行の動物です。

上半身がダメでも立って動ければ身の回りは自分で基本できます。

自分の脚で動けなくなると寝たきり。介護へ。

だから脚を鍛えるのは非常に大事。

ただ筋力だけではありません。大事なのは。

この点を理解していない人が多いです。

もう一点大事なことがあります。

関節の可動域です。

筋トレは筋肉を鍛えるだけでなく、関節の可動域を日常生活より広く使うことに強い意味があります。

この点を分かっていないと無駄な自己満足筋トレになるだけです。

筋トレはちゃんとやると勝手に可動域が広くなる

脚力を鍛えるスクワットですが、正しいフォームでやるとどうなるか?

筋肉がより効率よく刺激される他に、日常生活では使っていない角度まで関節が動きます。

何度も。

つまり関節の固着を防げるわけです。

筋トレはフォームが大事と言われるのは主に筋肉刺激の効率面の話。

しかし歳を取ると関節可動域を広げられるという大事なメリットが出てきます。

関節可動域が広いと転倒しづらく骨折もしにくくなる

関節可動域が広いととっさの動きに対応しやすくなります。

年寄りはよく転倒します。

原因は筋肉不足によって脚が上がらなくなるから。

もちろん脳神経の衰えもあるでしょう。

でも若い人でも段差でつまづくことはよくあります。しかしこけない。

年寄りが簡単にこけるのは運動神経が鈍くなるのはありますが、何より関節可動域が狭くなっているからこけやすいんです。

急な転倒時に何が起きるか?

普段使っていない範囲の関節可動域が求められます。

でも動かない。

だから脚が前に出ず、ズッテーン!!と派手にまともに叩きつけられます。

せめて関節可動域が広ければ棒みたいにズッテーンとコケません。

柔軟性がある棒とカチカチの棒。

地面に叩きつけたらどっちが折れやすいか?

考えたら分かりますよね。

ストレッチだけでは詰む

関節の可動域ならストレッチでいいじゃん。

となりますが、ストレッチだけやっていても歳を取ると詰みます。

あくまで筋肉がないと意味がありません。

筋肉があっての可動域です。

もちろんストレッチはやっていいことです。

ただストレッチだけでは理想の老後生活は送れないでしょうって話です。

結局、ほとんどの人が老後のために努力って100%できないんです。

ストレッチは苦痛じゃないから続けられるって人はいるでしょうが、それだと筋肉量が不足します。

筋トレが万人の老後健康対策にベストな理由

筋トレは筋肉量も解決できるし可動域もある程度カバーできます。

100%求めるてもまず無理。

でも筋トレっていうのは、自分の足で自立生活できるのに必要なことを一つの動作でできます。

老後のための努力なんてみんな100%でできるはずありません。

続けないと意味がありません。

投げ出す努力なんて意味がありません。

その点でスクワット一つでも続けていたら、脚力と股関節と膝の可動域が確保されます。

これだけで同世代より何倍も健康で差をつけられるんです。