将来の健康を変に気にするくらいなら脚を鍛えるのが一番

TVや雑誌、ネット記事ではあいも変わらず健康ネタが人気。

その健康ネタを1年も継続して実践できる人なんてほぼいませんけどね。

でも健康が気になるって漠然とした気持ちは何とかしたい。

だったら脚だけ鍛えておけばいいです。筋トレ。

医者でも病気になる

そもそも健康に詳しい、さらには健康についてTVで解説していた医者でさえ病気になったり健康を害するくらいです。

なんとなく健康でいたい。

と思ってるくらいなら、下手に健康情報を漁って実践しても無駄か、下手すると逆効果かもしれません。

例えば○○は食べちゃダメ!とか食べるべき!とか。

参考にするのはともかく、このルールに囚われてしまう人が最近多いです。

これでは周りの人が離れていったり日常生活が楽しくなくなったり、逆に過剰に食べすぎて健康を害したりとロクなことにならないでしょう。

結局健康はバランス維持しかない

どう気をつけても病気になるときはなります。健康マニアでも病気になることはあります。

どう考えても最大限に注意を払われている天皇陛下だって歴代病気になることがあったはず。完璧な健康維持とか無理なんです。

結局は、バランスよく食べて、適度に運動して、水分も不足させず十分な睡眠を取る、というのに行き着きます。

サプリとか食事とか極端にやり過ぎるとだいたいデメリットが生まれます。

確実に体に良い、つまり健康に貢献するのはバランスしかないってことです。睡眠でさえ寝過ぎると脳に悪いとか言われるくらいです。

健康は体と気力のどちらかが欠けるとダメになる

では健康って何か?というと、

  • 気力

の2つが揃って健康が維持されます。

体が言うことを聞かなくなると気力が落ちて行動力が減ります。

食事が細くなったり、ストレスを食事で発散しようとして脂っこいものばかり食べて健康を失います。

気力が落ちると鬱になる可能性があります。

そこまでいかなくても行動力も思考もマイナスになります。

行動しなくなるので当然運動不足になり、マイナス思考になると健康のことなんて気にしなくなり食事面も不規則になります。簡単なインスタント食品ばかり食べてしまったり。

つまり体と気力のどっちかがダメになると人は健康がダメになるというわけ。

積極的に取り組んで健康にいいのは脚の筋トレ

以上のことから健康にいい生活をしようとしても答えはないのです。バランス以外。

でも積極的に取り組んで健康にメリットがあることがあります。

脚の筋トレです。

方法は別に何でもいいのですが、要は自分の脚でしっかり立って歩けるのを維持する。これが健康を守ることになります。

若いときは特に健康効果を感じないでしょう。

しかし年取ってからは絶大な健康効果を発揮します。

年をとっても脚がしっかりしていたら何でもできるから健康は維持されやすい

若いときに不慮の事故などで下半身が不自由になり車いす生活になる人がいます。

絶望的になりますが、何とか立て直して生活している人が多くいます。

若いと気力も高いから何とかなる人がいます。

しかし年を取ってからだと立て直しが難しくなります。

体力自体が落ちている上に、老い先短いと考えると頑張らなくちゃ!という気力も生まれません。

すると抵抗する心がなくなり体も気力もどんどん落ちて健康は破壊されます。

年寄りの寝たきり、ボケ原因は転倒事故の骨折からが多い

元気だった年寄りが突然弱ってしまう原因に多いのは骨折です。

段差につまづいてズデーン!

骨折してしばらく入院や車いすになります。

若い人は骨のくっつく力も気力も高いので回復が可能。

しかし年寄りは回復力が遅いだけでなく、残りの人生が見えているので頑張って復活しようという希望が出にくい。

自分で自分の身の回りのことができなくなって一気にガタが来ます。

気力が一気に落ちるのでボケ、認知症も出やすくなります。

健康なんてあったもんじゃありません。

脚の筋肉がしっかりしていると骨折しにくい

年寄りが転倒で骨折しやすいのは骨が弱くなっているからだけじゃありません。

脚の筋肉が少ないから地面の衝撃が骨に伝わりやすいからです。

割り箸の箸を持って机に振り下ろしてぶつけます。

メキッ!と折れやすい。

でも割り箸に豚肉でも巻き付けて同じことやれば折れる可能性は減ります。

この豚肉に当たるのが脚の筋肉です。

骨折で寝たきりになると急速に脚の筋肉は削げ落ちる

筋肉というのは使わないと分解されます。

必要がないものに栄養を使う必要はないからです。

プロスポーツ選手でも怪我で長期離脱するとかなり筋肉が減ります。

年寄りなんて元々筋肉量が少ない上につきにくいので、その落ちる速度もすごく速い。

脚の筋肉貯金がないと……健康どころじゃなくなる

骨折が治った。となるとリハビリです。

しかし骨で歩くわけじゃありません。筋肉がないと歩けません。

でも年寄りは筋肉がとにかく回復しづらい。そのためリハビリもうまくいきません。

どうなるか?

もうやめだ……

と気力が崩壊。

寝たきり、ボケ、痴呆、予期せぬ死期の早まりです。

コケる前に脚の筋肉がしっかりあれば……健康は維持される

ウチの父親も80手前と後で派手な転倒をしています。

ただ脚を鍛えさせていたおかげで骨折なし。

打撲や切り傷などの怪我で済んでいるのですぐ動けたので寝たきりなどになりませんでした。

今でもこれを書いているときは唐揚げとかステーキとか肉を欲しがっている食欲はそのままです。

あれで筋肉が乏しかったら……

どうなっていたか分からないです。たぶん骨折していただろうなってコケ方だったので。

コケた原因は不明で、なんか一瞬気が抜けたような感じになったようです。こればっかりはどうしようもない。

なので、確実に効果がある脚の筋トレ(ウチの場合は室内自転車)をさせているんです。