親孝行しなくちゃ!でも何をすれば??
親孝行という言葉に影響されるから何をすればいいか難しくなります。
親孝行=自分のため
と考えれば簡単だし気軽にできて、なおかつ親も子供も得することになります。
親孝行とは親を元気にすること
親孝行とは何か?
答えは「親を元気にする」ことです。
例えば旅行をプレゼントした。親が喜んだ。
歳を取ると心が動く経験が減ります。こういった刺激は脳を活性化させ心を若く保ちます。
旅行をきっかけに出不精だった親が外出するようになったり、外の世界に興味を持って性格が明るくなることなどがあります。
親孝行は親の介護リスクを下げる効果がある
上記以外にも親孝行というのは親の介護リスクを避けることに繋がります。
一般的に言われる親孝行も中身を見ればみんな介護リスク減少効果が見えてきます。
- 普段食べないような高級なお肉を贈った(心が若くなる、これをきっかけに肉を食べるようになり痩せていた体が戻った……など)
- 毎週孫とビデオ通話させる(若い人と話すと心が若くなる、実際に会って相手をしたいから自然と健康に気を使うようになった……など)
- 一緒に買い物に出かけた(一人だと行かない場所で刺激を受けて脳が活性化する、歩くことで健康効果がアップ……など)
やるべき親孝行は巡り巡って自分のためになること
親孝行は親の老化を防ぐような間接的な効果があります。
それってつまり、息子・娘からすると将来的な親の介護リスクを下げられるということ。
自分のためになることなんです。親孝行は。
親孝行は親に1mmでもプラスになることなら何でもO.K.
親孝行は何をしたらいいのか?
そんな悩みは不要です。
親にとって1mmでもプラスになることならそれは親孝行です。
離れた親に久々に電話した。どうしているか?元気?そんな内容。
これを親孝行と思わない人は多いでしょう。
でもこれ、立派な親孝行です。
確かにこの電話一つで親の健康寿命が1日伸びるとかは想像できません。でも分かりません。
人は些細なことをきっかけに大きく変わることがあるように、気づかずに何かに影響されて変化します。
「いつも電話しているくらいでロクな親孝行ができていないなぁ……」
と思うなら、電話で話した内容に関するものを親に贈ってみるとかはどうでしょうか?
スターバックスを飲んだことがない父親に買ってきた
例えばウチは父親が
「スターバックスってなんや?なんであんなクリームみたいなん人気なんや?お前もよう飲むんか?」
みたいに、たまーにスタバの話題が出ていたんです。
スタバの新作だとかスタバがどうとかTVでよく見るので、なんであんなんが人気なんや?と憤慨に近い疑問を何度も口にしていました。
かといって店に行くかというとガチャガチャしているところは嫌いだと行きません。スタバに否定的ですし。
そこで買ってきました。
スタバ初体験は親の思考を若くした
父親の好みになるべく合うように、かつTVで見たであろうスタバ感があるものを。
「ほーぅ」
と結構興味津々。
実際に飲んでみると、思ったよりイケるな!値段は?ほぅ。まあこれなら若い子が飲むのんも分かるな!
とご納得。
これ、自分で言うのもなんですが親孝行なんです。
- 親が一人で体験できないことを体験させる
- 親が気にしていた、興味を持っていたことを解消させる(ある意味不満だったこととも言えるけど)
結果、親は普段経験しないことを経験できて脳が活性化したでしょう。
またそれ以降、TVでスタバのニュースを見ると「おぉ、あれ飲んだなぁ!前に飲んだやつのほうがうまそうやな」と、以前まで抱いていた謎のスタバ嫌悪感がなくなり、世の中で気に入らないことが一つ消えました。
年をとると否定的、卑屈になりやすいです。それが防げたんです。
これって親孝行なんです。
親孝行にショボいもスゴいもない
親にハワイ旅行をプレゼントした!
300万かけてリフォームしてあげた!
一方自分はそんなにお金かけられないしな……
確かに金額と規模で考えると自分の親孝行は人に話したくなくなります。
でも親孝行って何か?
というところに戻りましょう。
- わずかでも親にプラスになること
- 親が1mmでも元気になりそうなこと(遠い先にそうなってもいい)
- つまり親の介護リスクが減って自分のためになること
こういうことです。
確かにハワイ旅行はプレゼントしたら親も元気になる可能性が大きく期待できますよね。
でも毎週離れた親と電話するのだって、親の健康寿命を伸ばす効果ではあまり変わらないように思いませんか?
つまり、親孝行とは?というのを上記のように理解できると、親孝行にショボいもスゴいもないってことなんです。