高齢者の足踏み運動効果~80歳でもその場は足りない・足踏み運動器では膝を痛めた!

とにかく脚、特に太ももの筋肉だけ鍛えておけば寝たきりにはならない。

基本的に親にそう言っているせいか、80歳を超えた父は、数年に渡り足踏み運動器で20分程度、平日毎日運動していました。

その効果はてきめんで、一時的ちょっと老けて来たなあ、もうこのまま弱っていくのかなあ……と思っていたのですが、年齢不相応にシャンとして動き回れるようになしたました。

高齢者には足踏み運動と言われますが、その場で脚を上下するような簡単な運動ではこうもいかなかったでしょう。やはりいくら歳をとっても「鍛える」負荷が必要です。

ですが、高齢者と一口にいっても状態がバラバラ。なのでTVや雑誌、はたまたこういったネット情報を見て「自分も!」と安直に始めるのは危険です。

ウチの父親(80歳以上)の場合、その場足踏み運動なんて軽すぎて意味がありませんでした。でも足踏み運動器では膝痛という問題が生じました。これはいくら元気な年寄りでも避けてて通れない問題。

高齢者が現状維持+αの効果を狙う場合、ある程度の筋肉不可は必須。それと同時に膝関節を痛めない運動方法が求められます。

足踏み運動器で階段も降りられなくなった

ある日、膝が痛いといい出した父。

たまに調子がいまいちって聞いていたので軽く思っていましたが、歩くのも脚を引きずり、階段になると痛くない方の左足中心に半身になって降りていくレベル。普段我慢強い父の顔が苦痛に歪んでいたので、これは相当痛いんだなと気づきました。

病院嫌いの父もさすがにかかりつけの医者に行ったところ、まあ炎症の類だろうと。

湿布をもらい安静にということで様子見。

1週間もしたら痛みはなくなりました。

足踏み運動器はもう続けられなくなった

痛みがなくなって、ちょっと軽く運動を再開してみるか……

と足踏み運動器を再開。

その日は大丈夫でも、次の日にまた例の痛みが再発。

その後2週間ほど休んで治り、また再開してみたらやっぱりダメ。

階段を4階分くらいビルを登るのはいけても、足踏み運動器で10分でも運動を続けると痛みが発するようでした。

つまり足踏み運動器による健康のための運動は、もう痛みが発生することから続けられなくなったのです。

その場で足踏み運動だと負荷が足りない高齢者もいる

今までろくに運動していない、腰が曲がっている、脚の筋肉が既にやせ細っている。

そんな高齢者なら、その場で脚を上げ下げする運動も効果があります。

ですが、普通に生活できてきた高齢者にとって、筋肉を鍛える、維持するには負荷が足りません。

足踏み運動器くらいの踏みごたえがある負荷だと、本人曰くちょうどいい負荷でじんわり汗をかいていいとのこと。

かといってその場で脚を上下する運動だと物足りなくて、というかアホらしくてやってられない。

負荷をかけようとすると膝関節に痛みが生じやすい。

父はやれる運動がなくなりました。

足踏み運動器をしなくなると姿勢が悪くなっていった

足踏み運動器の効果はあると思っていましたが、膝痛でやめてからその効果がはっきりとしました。

父の歩く姿勢が前のめり気味になり、脚がちゃんと上に上がっていない歩き方になりました。

一気に老けたような感じになり、これはヤバイなと思うと同時に、やはり毎日でも何か運動を続ける効果は相当なものだと確信しました。

膝裏曲げ体操がブームですが、足踏み運動器はこの膝裏を伸ばす動作にもなっています。それも効いていたのでしょう。

年の割にまだまだ元気な部類なのは間違いないですが、このままだといずれ転倒するようなレベルに老化するのでは?という不安が生じました。

室内自転車で膝痛回避で筋トレ効果がアップ

しばらく運動できないという日々が続き、歩き方もだんだんと年相応に近づいていっている感じがしました。

これはマズイな……

という不安が常にあり対策を考えていました。

そこで、今現在もやっている室内自転車トレーニングを導入。

自転車のメリットは、足踏み運動器と違って脚1本に全体重がかからない点です。サドルとハンドルに体重が分散しており、また負荷レベルが調整できるので膝痛となる関節負担がありません。

また膝裏のストレッチ効果もあります。より関節を大きく無理なく動かせるので、日常生活で使えない範囲もほぐすことができます。

ロードバイク乗りには膝痛持ちが結構いますが、それはかなり長時間乗った場合やギアをかけて負荷を強めたときの話。

高齢者で膝痛が出やすくなった父ですが、この方法だと全く膝痛が出ていません。

おかげで背筋が伸びるようになり年寄りくさい歩き方が治りました。肌艶も良くなり、予想以上の効果が出てビックリしています。

TVで言われていましたが、いくら歳をとっても鍛えられるというのは本当です。

やるかやらないか。続けられるか続けられないかの違いだけですね。

高齢者だから足踏み運動ではもったいない

足踏み運動というと、高齢者の転倒予防運動として、椅子に座ったまま脚を上下する方法が一般的。

ですが高齢者といってもレベルがマチマチで、この運動は主に老人ホームなどで暮らすような人が対象の運動レベルです。日常もっと普通に動けている高齢者には物足りなさ過ぎます。

いくら歳をとっても筋肉は鍛えられます。

うまく鍛えられた場合、本人の気持ちも明るくなりますし、家族が抱える介護リスクも大幅に下げることができます。足踏み運動はその高齢者の状況に合わせて積極的に取り入れるべき運動でしょう。

ですが足踏み運動器となると、筋肉が元気でも膝関節はどうしようもありません。ここは明確に対策できない部分。年齢に逆らえない部分です。軟骨を鍛えて増やすとかはできないからです。

体重がかかるような運動は高齢者には不向きと言えるかもしれません。

事実、自転車トレーニングにしてから膝痛のトラブルが出ていません。

高齢者=足踏み運動

といったイメージもありますが、高齢者と言っても状態がバラバラです。今の時代、60歳の人のほうが80歳より老けているということもあります。

高齢者だから

という言い訳にも似た思い込み、イメージで運動をしていると、怪我はしないものの、いつまでも若く健康で暮らすという目的を達するのは難しいのではないでしょうか?

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